UEFAチャンピオンズ・リーグ 2試合ともにゴールレス・ドロー、明日の展望 -

日本時間の今朝、UEFAチャンピオンズ・リーグペスト16のファーストレグ2試合が行われ、2試合とも無得点でした：

リバプール 0:0 バイエルン・ミュンヘン
リオン 0:0 バルセロナ

試合の振り返り

リバプール 0:0 バイエルン・ミュンヘン

ホームのリバプールが試合を終始優勢に進めますが、なかなかゴールマウスをとらえることが出来ず、バイエルンの固いディフェンスを突破できませんでした。
サディオ・マネは前半だけでも5回のチャンスをものにできず、マティップも5メートル程度から得点できませんでした。
バイエルンの守備は後半さらに固くなり、85分のマネのヘディングシュート以外は危ない場面はありませんでした。

セカンドレグは3月13日ミュンヘンのアリアンツ・アリーナで行われます。
今朝の調子を維持できれば、アウェーのリバプールにも大いにチャンスがあると思いますが、やはりホームのバイエルン優勢でしょうか。

こちらは逆にアウェーのバルセロナが圧倒します。最初の4分で2点取っていてもおかしくない展開で、最終的にバルセロナのシュートは25本。リオンのゴールキーパーが絶好調でなかったら、何点入っていたか分かりません。
この結果、バルセロナは最近5試合で4引き分けと、調子が上がりません。チャンピオンズ・リーグの決勝トーナメントでは、アウェー過去6試合で4敗2分、うち5試合で無得点とアウェーゲームを苦手としています。

さて、明日の朝は：

アトレティコ・マドリード vs ユベントス
シャルケ vs マンチェスター・シティ

見どころ

アトレティコ・マドリード vs ユベントス

ユベントスの豪華フォワード陣、クリスティアーノ・ロナウド、ディバラ、マンジュキッチは今シーズンほとんどそろって先発していません。アレグリ監督はすでにディバラの先発を明言していますので、もう一人が誰になるのか注目です。
グリーズマンは今シーズンチャンピオンズ・リーグアトレティコの9得点のうち6得点に絡んでおり、67%全16チーム最高。グリーズマンを止められるかがユベントス守備陣の大きなポイントとなります。

対戦成績

ユベントスがアトレティコ・マドリードに最後に勝利したのは1965年。
アトレティコはシメオネ監督のもとでは、チャンピオンズ・リーグでイタリアのチームに無敗。
アトレティコはチャンピオンズ・リーグ決勝トーナメントホームゲーム最近12試合負けなし（7勝5分）。
ユベントスはチャンピオンズ・リーグ決勝トーナメントアウェーゲーム最近5試合中4勝。
クリスティアーノ・ロナウドはチャンピオンズ・リーグ最近8試合で1得点、その前の8試合では11得点。

シャルケ vs マンチェスター・シティ

マンチェスター・シティはチャンピオンズ・リーグで優勝したことはありませんが、有力候補であるのは間違いありません。
グアルディオーラ監督就任3年目でチームはかなり完成しています。
ドイツ代表リロイ・サネにとっては前の所属チームとの対戦です。
シャルケで今シーズンのチャンピオンズ・リーグで複数得点、もしくは複数アシストを記録した選手はいません。