リバプールが決算を発表 世界最高の1億600万ポンド(約150億円)の純利益

リバプールが2月8日、2018年5月期決算を発表、サッカークラブ最高の1億600万ポンド(約150億円)の純利益をあげたことを明らかにしました。

リバプールの決算は:
・売上高が9000万ポンド増加して4億5500万ポンド(約640億円)
・税引前利益が8500万ポンド増加して1億2500万ポンド(約175億円)
となりました。

主に:
チャンピオンズリーグ決勝進出による推定7200万ポンド(約100億円)の増収
・ブラジル代表 フィリペ・コウチーニョバルセロナへの移籍金1億4200万ポンド(約200億円)
が増収に貢献しました。

これまでの純利益の記録は、2016-17シーズン チャンピオンズリーグ準々決勝に進出したレスター・シティの8000万ポンド(約112億円)でした。

リバプールの決算の詳細を見ると、
・メディア収入 2億2000万ポンド(約310億円)
・スポンサー収入 1億5400万ポンド(約215億円)
・試合収入(チケット、飲食) 8100万ポンド(約114億円)
となっており、放映権、スポンサー収入が柱であることがわかります。

この決算の結果、売上でリバプールアーセナルを抜き、マンチェスター・ユナイテッドマンチェスター・シティに次いでプレミアリーグ3位となっています。

こうしてみますと、一定程度売上がありつつも、選手の年俸負担が過大でないチームが大きな純利益を計上していることがわかります。
これに加えて、さらに今シーズンプレミアリーグで29年ぶりに優勝することができれば、素晴らしいチーム経営といえるでしょう。

 

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